ブルーラジカルは、歯周病治療の選択肢のひとつですが、すべての方に適応できるわけではありません。歯周病の進行度や歯ぐき・骨の状態によっては、従来の治療を優先したり、併用をご提案する場合があります。まずは診察・検査のうえで、適応の可否を判断します。
ブルーラジカル
歯周病治療の
新たな選択肢
~ブルーラジカル~
99.99%殺菌
歯周病は、初期には自覚症状が少ないまま進行し、気づいたときには歯を支える骨が大きく失われていることもある病気です。従来の治療では改善が難しいケースや、外科的処置に不安を感じる方も少なくありません。
三島市・長泉町の歯医者「MI総合歯科クリニック」では、こうした歯周病治療の課題に対し、新たなアプローチとしてブルーラジカル治療の導入を予定しています。
※2026年5月導入予定
ブルーラジカルとは
どんな治療?
ブルーラジカルとは、青色レーザーとラジカル反応を応用し、歯周ポケット内の細菌にアプローチする歯周病治療です。
薬剤に過度に頼らず、物理的な作用を活用することで、歯周病の原因となる細菌の除去を目指します。従来のスケーリング・ルートプレーニング(歯石除去)では届きにくい部分にもアプローチできる点が特長です。
厚生労働省認可の
安心・安全な歯周病治療機器
ブルーラジカルは、厚生労働省に医療機器として認可された機器を使用した治療です。
安全性や有効性について一定の基準を満たしており、臨床データに基づいた歯周病治療として位置づけられています。自由診療であっても、医療としての信頼性を重視した治療を受けたい方にとって、安心材料のひとつとなります。
ブルーラジカル最大の特長
01:外科手術(フラップ手術)を
行わない治療
ブルーラジカルは、歯ぐきを切開するフラップ手術を行わない非外科的歯周病治療です。
外科処置に不安がある方や、できるだけ身体への負担を抑えたい方に配慮した治療法として注目されています。
02:インプラント周囲炎にも
対応を検討できる
インプラント周囲炎は、状態によって外科的処置が難しいケースもあります。ブルーラジカルは、インプラント周囲の歯周ポケット内の細菌管理を目的とした治療法として、外科手術以外の選択肢として検討されることがあります。
03:痛みや負担に配慮した治療
従来の歯周病治療と比べて、治療時の痛みや不快感が比較的少ないとされています。歯周病治療に不安を感じやすい方や、治療へのハードルを下げたい方にも配慮された方法です。
ブルーラジカル治療の
メリット
Merit.01:非外科的治療
(メスを使わない)
歯ぐきを切らずに行う治療のため、外科処置に比べて痛みや身体への負担が抑えられるとされています。
Merit.02:歯周ポケットの奥までアプローチ
青色レーザーと薬剤反応を応用し、歯周ポケットの深部に存在する細菌へのアプローチを目指します。従来の器具では届きにくい部位にも対応できる点が特長です。
Merit.03:治療後の回復が
比較的スムーズ
外科処置を伴わないため、治療後の腫れや痛みが出にくいとされ、日常生活への影響を抑えたい方にも検討しやすい治療です。
Merit.04:厚生労働省認可の
承認機器を使用
日本で開発され、厚生労働省に医療機器として認可された機器を使用しています。自由診療となりますが、安全性・信頼性のある治療法です。
Merit.05:中等度〜重度歯周病への適応を検討できる
これまで外科手術が検討されることが多かったステージ3・4の歯周病に対しても、非外科的治療の選択肢として検討される場合があります。
ブルーラジカルで
期待できる効果
ブルーラジカル治療では、以下のような効果が期待されています。
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歯周ポケット内の細菌へのアプローチ
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歯ぐきの炎症改善を目指す
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歯周病の進行抑制
-
歯周病の再発リスク軽減への貢献
治療効果の現れ方には個人差があり、症状や進行度によって適応が異なります。
こんな方におすすめです
ブルーラジカルは、次のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。
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歯ぐきからの出血や膿が止まらず気になっている方
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最近、歯がぐらつくように感じて不安な方
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中等度〜重度の歯周病と診断された方
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外科的な歯周病治療に抵抗がある方
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できるだけ歯を残したいと考えている方
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歯周病を繰り返している方
※お口の状態によっては、他の治療法をご提案する場合があります。
適応になりやすいケース
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歯周ポケットが4mm以上ある方
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出血・排膿・腫れなどの炎症症状が続いている方
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外科手術を避けつつ、細菌管理を重視した治療を希望される方
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インプラント周囲炎など、細菌コントロールが必要な方
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細菌性の口臭や違和感が気になる方
ブルーラジカル治療を
受けられない方
以下に該当する方は、本治療をお受けいただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
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妊娠中、または妊娠の可能性がある方
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ペースメーカーをご使用中の方
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無カタラーゼ症と診断されている方
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光過敏症のある方
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局所麻酔に対するアレルギーなどにより、麻酔注射を受けることができない方
従来の歯周病治療との違い
歯周病治療では、まず歯の表面や歯ぐきの中に付着した歯石や汚れを取り除くことが基本となります。これは、細菌が増えにくい環境を整えるための大切な治療です。一方で、歯周病が進行している場合、歯ぐきの奥深くに入り込んだ細菌までは十分に取りきれないことがあります。
ブルーラジカルは、こうした歯ぐきの奥に潜む歯周病の原因菌に対して働きかける治療です。歯石を削り取ることを主な目的とするのではなく、細菌そのものへのアプローチを重視している点が、従来の歯周病治療との大きな違いです。
ブルーラジカルは、従来の歯周病治療に代わるものではなく、基本的な治療を行ったうえで必要に応じて組み合わせることで、治療の選択肢を広げる役割を担います。お口の状態に応じて、外科処置を検討する前段階の選択肢として用いられることもあります。
| 項目 | ブルーラジカル治療 | 従来の歯周病治療 (フラップ治療) |
|---|---|---|
| 治療方法 | 青色のレーザーを過酸化水素に照射し、歯周病菌を殺菌(切開・縫合を伴わない) | 器具で歯垢・歯石を除去、重度の場合は歯ぐきを切開 |
| 痛み | 比較的少ないとされる | 治療中・術後に痛みや違和感が出る場合あり |
| 治療時間 | 1歯あたり約5分 | 1回の治療に約1時間かかることが多い |
| 治療回数 | 症状により少ない回数で行える場合あり | 複数回の通院が必要になることが多い |
| 殺菌力 | 99.99%殺菌 | 歯石除去がメインのため歯周病菌が再付着する可能性あり |
| 歯ぐきへの負担 | 切開を伴わないため歯ぐきに負担なし | 歯ぐきを傷つける可能性あり |
| 再発への考え方 | 再発リスクが低く、予防に効果的 | 再発しやすく、継続的管理が必要 |
| 保険適用 | 保険適用外(自由診療) | 保険適用 |
ブルーラジカル治療の流れ
初診カウンセリング・検査
歯ぐきや歯を支える骨の状態を正確に把握するため、必要な検査(口腔内写真/レントゲン/歯周ポケット測定/BoP/プラーク指数/動揺度など)とヒアリングを行います。歯周病の進行度や炎症の程度を確認し、どの範囲に治療が必要かを確認します。
治療計画のご提案
検査結果をもとに、治療が必要な部位について治療計画を立てご提案します。無理のないペースで進められるよう、治療内容や費用・通院回数についても丁寧にご説明します。
ブルーラジカル治療
過酸化水素と青色レーザーを反応させることでラジカルを発生させ、歯周ポケット内の細菌にアプローチします。従来のように汚れを「除去する」ことだけを目的とするのではなく、細菌そのものへの作用を重視した治療法です。
※1歯3~10分が目安/超音波処置+ラジカル反応を同時に実施
※治療時間や回数は、お口の状態によって異なります。
ご注意事項
ブルーラジカルは、すべての方に適応できる治療ではありません。実際に患者さまのお口の中を見せていただき、検査を行ったうえで、一人ひとりに適した治療計画をご提案します。
また、本治療は歯周病の状態改善を目的としたものであり、治療効果には個人差があります。
三島市・長泉町の歯医者「MI総合歯科クリニック」では、ブルーラジカルを2026年5月に導入予定です。治療内容や費用、適応の可否などの詳細については、スタッフまでお気軽にお尋ねください。
ブルーラジカルのデメリット
- ・歯周病の進行度によっては、従来の外科的治療がより適している場合があります。
- ・効果には個人差があり、喫煙や糖尿病などの影響を受けることがあります。
- ・改善した状態を維持するためには、定期的なメンテナンスや歯科検診が重要です。
ブルーラジカルについて、
よくあるご質問
Q ブルーラジカルはどんな歯周病でも受けられますか?
Q 治療時の痛みはありますか?
ブルーラジカルは外科処置を伴わない治療のため、一般的に痛みや出血が比較的少ないとされています。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、歯ぐきの炎症が強い場合などは違和感を覚えることもあります。必要に応じて配慮しながら治療を行いますので、ご不安な点は事前にご相談ください。
Q 1回の治療で歯周病は治りますか?
ブルーラジカルは、歯周病の状態改善を目的とした治療であり、1回の治療で完治を保証するものではありません。歯周病は生活習慣やセルフケアとも深く関わる病気のため、治療後のメンテナンスや日常のケアも重要です。症状に応じて、複数回の治療や他の治療との併用をご提案する場合があります。
Q ブルーラジカルは保険診療ですか?
ブルーラジカルは、自由診療でのご案内となります。治療内容や費用、治療回数については、お口の状態によって異なりますので、詳しくは診察時にご説明します。ご不明な点があれば、スタッフまでお気軽にお尋ねください。
Q 従来の歯周病治療は受けなくても大丈夫ですか?
ブルーラジカルは、従来の歯周病治療に代わるものではなく、治療を補完する選択肢として位置づけられます。歯石除去や基本的な歯周病治療を行ったうえで、必要に応じてブルーラジカルを組み合わせることで、より適した治療計画につながる場合があります。