インプラントは何年持つ?寿命と長持ちさせるポイント|三島・長泉町の歯医者「MI総合歯科クリニック」の医院ブログ

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インプラントは何年持つ?寿命と長持ちさせるポイント

インプラントは、失った歯を補う治療法のひとつとして、見た目や噛み心地に優れた治療です。
しかし、インプラントは「入れたら一生何もしなくてよい」というものではありません。

適切な治療とメインテナンスを行うことで、10年以上、場合によっては20年以上使い続けられることもあります。
研究報告でも、インプラントの10年生存率は90%以上とされており、長期的に安定した治療法のひとつです。

ただし、インプラントは「入れたら一生安心」というものではありません。
歯みがき不足や歯周病、喫煙、歯ぎしり、定期検診の中断などにより、インプラント周囲炎や被せ物のトラブルが起こることがあります。

インプラント自体は人工物のため、天然の歯のようにむし歯になることはありません。
しかし、インプラントの周囲の歯ぐきや骨には炎症が起こることがあります。

長く快適に使うためには、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが欠かせません。

インプラントを長持ちさせる5つのポイント

1.毎日の歯みがきを丁寧に行う

インプラントを長持ちさせる基本は、毎日の歯みがきです。

特に大切なのは、インプラントと歯ぐきの境目、歯と歯の間、奥歯の裏側など、汚れが残りやすい部分を丁寧に清掃することです。

歯ブラシだけでなく、必要に応じて以下のような補助清掃用具も使用します。

・デンタルフロス
・歯間ブラシ
・タフトブラシ
・洗口液

ただし、インプラントの形や被せ物の状態によって、適した清掃道具は異なります。自己判断ではなく、歯科医院で自分に合った磨き方を確認することが大切です。


2.定期的なメインテナンスを受ける

インプラントを長持ちさせるうえで、最も重要なポイントのひとつが定期メインテナンスです。

ご自身ではしっかり磨いているつもりでも、インプラント周囲や奥歯の細かい部分には汚れが残ってしまうことがあります。歯科医院では、専用の器具を使用して、普段の歯みがきでは落としきれない汚れを除去します。

日本口腔インプラント学会では、メインテナンスの頻度はお口の状態によって異なるものの、一般的には3カ月〜半年ごととされています。

また、日本口腔インプラント学会・日本歯周病学会の見解でも、インプラント治療後はプラークや噛み合わせのコントロールを含めた継続的なメインテナンスが必要とされています。


3.歯周病をしっかり管理する

インプラントを長持ちさせるためには、インプラントだけでなく、残っている天然の歯の歯周病管理も重要です。

歯周病があると、お口の中に歯周病菌が多い状態になり、インプラント周囲にも炎症が起こりやすくなります。
そのため、インプラント治療後も、残っている歯の歯周ポケット検査やクリーニングを継続することが大切です。

歯周病は、歯みがきの状態や喫煙、糖尿病などとも関係するとされています。


4.噛み合わせを定期的に確認する

インプラントは天然の歯と違い、歯根膜というクッションのような組織がありません。
そのため、強い力がかかり続けると、被せ物の破損やネジのゆるみ、インプラント周囲の骨への負担につながることがあります。

特に以下のような方は注意が必要です。

・歯ぎしり、食いしばりがある
・朝起きると顎が疲れている
・被せ物が欠けやすい
・噛む力が強い
・スポーツや仕事中に食いしばる癖がある

必要に応じて、ナイトガードというマウスピースを使用することもあります。

定期検診では、汚れのチェックだけでなく、噛み合わせや被せ物の状態、ネジのゆるみなども確認します。


5.禁煙を心がける

喫煙は、インプラントを長持ちさせるうえで大きなリスクになります。

たばこは歯ぐきの血流を悪くし、炎症の治りを妨げる原因になります。また、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことがわかっています。禁煙によって歯を支える組織の状態が改善し、歯周病のリスク低下や治療効果の向上が期待されます。

インプラント治療を受けた方、これから検討している方は、できる限り禁煙を心がけることをおすすめします。


インプラントは「治療して終わり」ではありません

インプラント治療は、手術や被せ物が入った時点で終わりではありません。
むしろ、そこからが本当のスタートです。

長く快適に使い続けるためには、

ご自宅での丁寧なセルフケア
歯科医院での定期的なメインテナンス
歯周病や噛み合わせの管理
生活習慣の見直し

が欠かせません。

特にインプラント周囲炎は、初期の段階では自覚症状が少ないこともあります。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、気づかないうちに炎症が進行している場合もあります。

インプラントは、正しく管理することで長く快適に使うことが期待できる治療です。
MI総合歯科クリニックでは、インプラント治療後も患者さまのお口の状態に合わせたメインテナンスを行い、長期的に安心して使っていただけるようサポートしています。

インプラント治療後のメインテナンスや、現在のインプラントの状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。

監修者情報

MI総合歯科クリニック

理事長 岩本 麻也

日本大学松戸歯学部卒業後、インプラント治療を中心に臨床経験を重ねる。日本口腔インプラント学会指導医・専門医として診療に携わるとともに、学会や研修会などで多数の講演実績を持ち、歯科医療の発展と後進育成に取り組んでいる。

理事長プロフィールを見る

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